
8月17日
電気ジプシー・スペシャル夏のツアー第二弾、1日目。
ムジカジャポニカ@大阪
ツアー初日といえど、場所が大阪なのでとりあえず全員帰宅。
8月18日
2日目、金沢にむけて、青春18切符にて電車移動。
どうひいき目に見ても不審なメンバー8人(ベリーダンサーみのりちゃんも一緒に♡)が電車を占拠する有様は、もう夏休み映画以外の何者でもない。
金沢はもっきりやにてライブ。
出て来る度にレベルがどんどん上がるワインをごちそうになる。
8月19日
3日目、朝金沢を出発。
昨日と同じように電車の旅、一路三宮へ。
しかしアレだね、敦賀で乗り換えたらそのまま三宮までイッポンで行けちゃうなんてラクチンだね。
一同爆睡。
三宮はBIG APPLEにてライブ。
この日のライブは電気ジプシー・スペシャル二枚目のアルバムになるのか!?レコーディングライブ。

お客さんを積極的に巻き込み、マイクのかぶりを少しでも軽減するため、バイオリンだけバーカウンターの中に入っての演奏という、よくわからんスタイル。
チーママと呼ばれる。
ライブ後、瀬戸リーダー、登お父さん、ワタンベ兄さん、私の4人は、7弦ギターのやーそさん、パーカッションの木村さんと横沢さんと合流し、東北・気仙沼へ向けて出発。
8月20日
昼すぎに気仙沼到着。
ひとっ風呂あびて、SWTJ主催の気仙沼のこどもサマースクールキャンプが行われている月立小学校へ。
パーカッション熊谷だいちゃん(変人)、東京より到着。
夜にごあいさつ演奏。
だいちゃんは眼鏡をはずすだけで子供の大爆笑をとれる奇跡の人となる。
8月21日
朝、パンケーキをかつて焼いたことがないくらいの数を焼く。
あ、いや、
高校生のときマクドのバイトでホットケーキを100枚以上焼いてたか。
まあいいや。
昼から気仙沼の仮設住宅を訪問演奏。
私、初の演歌に挑戦です!
帰ってきてくると、子供たちはたいこのワークショップを終え、BBQ待ち。
竹で炊き込みご飯を炊いておりました。
先人の知恵はゴイス!!
BBQの後は、キャンプファイヤー!!!
炎を囲んでみんなで手作りカホンをドコドコドコドコドコキノコ!?
この時ばかりはわたいも太鼓にむかってドコドコドコ!!!
そのあと叩きすぎた手が、自分の手じゃないみたいになった。
8月22日
朝、こどもたちにバイバイして、楽隊は単独で3月にもお邪魔した、陸前高田の仮設住宅へ訪問演奏。
陸前高田も傷跡は深く、やはりまだ復興への道のりは遠い。
余談であるが、陸前高田の「一本松」と呼ばれる松(海岸沿いに何千本も生えていた松が津波を少し遅らせてくれたが、全て倒れて一本だけ残ったという松)は、実はもう一本あって、本当は「二本松」なのだそう。
演奏後、船を新調した漁師さんの朝採り鮹とツブ貝をご馳走になる。
うまかったー
気仙沼に戻り、太鼓隊3名は先に関西へ帰宅。
その後3月にも演奏をさせていただいた「居酒屋ぴんぽん」にてライブ。
サマースクールを終えたSWTJスタッフもここぞとばかりに飲みまくる。
今日のおすすめに書いてあった「まんぼう」を所望するが生憎の売り切れ。
マンボウ、食べてみたかったな・・・
いやーしかし、居酒屋ぴんぽん、何を頼んでも美味い!!
また来ます。
8月23日
6時に起きて(毎日6時)寝泊まりしていたテントをたたむ。
全部たたむのに2時間かかる。
朝からあっせだく。
荷物をまとめて南三陸町へ出発。
3月に演奏に行った歌津へ寄ると、鮹漁の網にひっかかるという毛ガニをいただく。
みなさん元気でなによりです。
毛ガニを経て志津川の復興市場へ。
志津川も瓦礫を一カ所にかためて分別をしたりしているが、どうにも復興の気配はない。
聞くところによると、津波が来るとわかっているような場所には、住居を建てられないという法があるらしく、震災後、その範囲は当然変わるということだが、未だ行政が範囲を確定していないため、土地にも戻れない、移動もできない(高台に土地を持っていたりゲットできたりした人は、家を建てて仮設から引っ越せる人もいる)で仮設に留まるしかないという現状なのだそう。
義援金はどこに行っているのか、行政は何をしているのか、
もどかしさは怒りや不安となって、多大なストレスをためこんでいる。
志津川で昼食をとり、大阪から移住してきた川谷さん宅のある登米へ向かう。
川谷さんのお宅の道路向かいにある集会所で、来月そこであるという祭りの山車を村人で制作しているところで、急遽演奏することに。
その演奏を聴いていた人が近所のライブハウス(!)で続きを!ということで、ライブハウスに移動してさらに演奏。
8月24日
朝登米を出発して帰路につくはずが、
宿泊先である川谷さんの勤務先の石巻の小学校へ、突撃演奏することに。
夏休みの児童学級、プールサイド、職員室をお騒がせして、最後は校長室で演奏。
出発前から汗だくになって、昼前に石巻を出発。
石巻から12時間、帰京。
ちなみに翌25日はUrBANGUILDにて、ピカチュウ主催のTAIYO33 プレベント、PAOS!京都編にたゆたうで出演しました。
鎌谷監督の映画『内部被ばくを生き抜く』やトーク、そしてライブ、後半はライブと風営法についてのトークセッション。盛りだくさんのとっても良いイベントでした。
この夏はあんまり家にいないせいもあって、ものすごいスピードで夏がすぎてゆく・・・
さてさて、8月もラストスパートやな。